奇珍がイビせる街をさまよふ 1

「かくてもあられけるよ」

「なにそれ(笑)」

「うふふ。魔法のおまじない(笑)」

恋塚ひさめ「生きるとは味わうことだ」より

私はほぼ毎日、日記を書いているのだが、長いのでこの手記には或る日の一部を抜粋したものを抄訳で紹介したいと思う。なお、固有名詞は全て伏せ字とさせて頂いた。また、地名に関しては全てN地区という呼称で統一させて頂くことをご了承されたい。

2025年10月6日(月)快晴

私のマンションからの帰り道に於いて。

それから、復路に於いて、※※※※※N地区※丁目店でバナナを買おうと買い物カゴにバナナを入れていたら、その店内に居た老女Bが「(私が)小さいバナナ買ってるう!」と絶叫し、みかんを買い物カゴに入れたら「みかんも買ってるうう!!!。これからはみかんも買い占めなきゃ!!!」と超絶大絶叫をした。その後、バナナなどを買い終わって店の外へ出ようとしたら、レジの列に並んで居た老女2人組がA(ボス的存在)「さあ、(自分の買い物)カゴのバナナを元(あった売り場)に戻すわよ。いちいち買ってられるものですか!。(お金が)もったいない(怒)。これからは買い物カゴにバナナを入れたまま店内に居て、あいつ(私のこと)が買い終わったら(その自分の買い物カゴに入れたバナナを)買わないで元に戻せばいいってみんなに知らせましょう!(ニチャア)」などとさえずりながら店の奥の方へと消えて行った。また、この老女Aは「これからドアストッパーも買い占めなきゃ!(ニチャア)。弁当箱なんて買い占めないわよ!。あんな『かわいい』弁当箱なんて買い占めて何処で使うのよ!。恥ずかしい!(嫌悪感たっぷりに)」(cf.この弁当箱とは昨日の真夜中(日付的には今日)に私がAmazon感謝祭セールで買おうかどうか悩んで保留にした弁当箱のことと思われる。因みに、帰庵後にポチった。)や「電子書籍はいくらでも買えるから買い占められないからムカつく!(吐き捨てるように)」などとも言って居た。

それから、11時22分頃、N地区地域活動センターの2階にある託児所の中から小学校低学年くらいの女児が頑張ってしわがれた声を出して「Cu saai!!!(笑)」と大声を出した。その少し前には対抗車線側歩道から母親と思われる中年女に連れられた幼女が「Cu sai!」と大声を出し、託児所の女児が邪叫をしたすぐ後には、対抗車線側にある※※※※N地区※丁目店前の車道に駐停車したトラックから何か長くて太い柱のようなものを搬入しようとして居た中年男3人組がA「Cu sai!!!(笑)(笑)(笑)」B「どうせ(私に)聞こえる訳ねえし、俺たちが何処の誰だか(私には)判らねえだろ!(大歓喜大爆笑)(笑)(笑)(笑)」C「そりゃあ、ちげえねえや!!!(爆笑)」などとさえずって3人揃ってスーパー超絶嘲りはしゃいだ。

それから、※※※※※N地区(マンション)前ですれ違った老女(小型冷蔵庫みたいな体型で茶髪をきつめにパーマしていた大仏ヘア)が私とすれ違う瞬間に「クスッ!(力強く)」とさえずった。それから、11時28分頃、※※※※※(建物)側に渡る前の短い横断歩道の出発地点に屹立している鉄柱(その上部には信号機が固定されている)に向かって地縛霊のように猫背に成って無言で立って私が来るのを待ち構えて居た老女(短い茶髪で紫色の薄手でラメ入りの半袖のカットソーを着て、超巨乳で超太鼓腹で超太い腕をしていたが黒いタイトスラックスを穿いた足だけは鳥類のように異様に細かった)が私とすれ違う瞬間に「Cu sai!!!(ニチャア)」と大声を出し、そのあと続けて「じゃあ、帰ろうか」とその鉄柱そばのマンション前の地べたに座り込んで居た小学校中学年くらいの女児に対して話し掛けたが、その女児はむずがって移動しようとしなかった。私は※※※※※(建物)の前で立ち止まって上記部分をガラケーの日記の下書きに打ち込んで居たらその女児が私が日記に記録していることに気付いて「もう終わりだ」とつぶやいて絶望して居ると、その老女は「(私がガラケーの日記の下書きに)『※※※※※(建物)前』って書いてあるから私たち(のこと)じゃない!(笑)。大丈夫だから、早く帰ろ!(笑)」などと優しく語り掛けて居たが、私が移動したあともしばらくそこにその女児は座り込み続けた。

それから、11時40分頃、※※※裏門前にある横断歩道の信号機が青に成るのを待って居たら、その同じ信号機を待って居た自転車中年女2人組(自転車2台)の片方が信号機が青に成った瞬間、「クスッ!(憎)」と力強くさえずってから猛スピードで横断歩道を渡ってその後もその猛スピードのまま※※橋方面へ立ち漕ぎで突進して行った。彼女はソーシャルアプリゲーム「ウマ娘」に登場する育成ウマ娘エアグルーヴみたいな髪型で黒髪。白いビッグサイズで無地の半袖Tシャツを着て黒いスラックスを穿いて黒い靴を履いて居た。

それから、※※橋を渡って居た時にすれ違った中年サラリーマン2人組の片方(身長190cmくらいで青色で長袖の縦縞ストライプのワイシャツを着て黒スラックスに黒靴だった)が私の存在に気付くや否や「クスッ!(棒)」と大声を出し、渡り終えたら、私の後ろを歩いて居た東南アジア系と思われる中年女が「Cu sai」という言葉だけ日本語発音で複数回さえずつたり母国語でおしゃべりをしたりしてはしゃいで居た。

それから、※※線※※駅出入口前の歩道で私が来るのを待ち構えて居た老女(身長155cmくらい。オードリー・ヘプバーンみたいな美容院でバッチリセットされたかのような美しいショートカットの茶髪で青いジャケットを羽織って居た)がスマホで通話をしている振りをして居て、私の存在に気付くや否や「クスッ!、クスッ!、クスッ!、クスッ!(憎)(早口)」とマシンガンのように連呼し始め、私がガン見してもそれは止まることなく、ずっと私とすれ違い終わるまで「クスッ!、クスッ!、クスッ!、クスッ!(憎)(早口)」と力強くさえずり続けた。彼女の目は何かの麻薬成分がガン効まりしているかのように虚空の一点を超凝視して居て、終始、私のことを周辺視野で見て居た。

それから、※※※屋(※※通り)前ですれ違った中年の男女2人組の男の方が私とすれ違う瞬間に「クスッ!(憎)」と力強く囁き、今まで私の後ろをずっと付いて来た東南アジア系で中国語をしゃべって居た中年女2人組が※※※※N地区※※通り店の横にある※※※※※の店内へ折り畳んだ白いふかふかの掛け布団を抱きかかえた状態で入る瞬間に今まで中国語をしゃべって居たのに急に昏い声で憎しみを込めて「Cu sai!!!(憎)」と大声を出して憎悪の感情をむき出しにした。それから、※※※※※前歩道ですれ違ったファミリー(老女、孫と思われる小学校高学年くらいの女児、赤ちゃんを胸に抱っこして居た老男の)4人組の老男が私とすれ違う瞬間に昏い声で憎しみを込めて「クスッ!(憎)」と囁いて非常に激しい憎悪の感情をむき出しにした。

それから、※※※薬局辺りの対抗車線側にある※※商店街の建築途中の建物の中から建築作業員と思われる若男が「Cu sai!(笑)」と大声を出し、※※商店街に設置されている街頭スピーカーから「Cu sai!」という大声が発せられてから商店街に関するアナウンスが続けて放送された。因みに、このアナウンスは発声訓練を受けている若女声だった(このアナウンスに被さるように先ほど邪叫をした建築作業員と思われる若男が2回「Cu sai!!!(笑)」と大声を出した)。というところで、この建築現場の交通誘導員と思われる老男2人組(何故か何も交通誘導と覚しき業務はしておらず、件の建築現場とは全く関係ない私が歩いて居る側の歩道で突っ立って談笑をしながら私が来るのを待ち構えて居た)が私とすれ違う時に「(私が)こんなにたくさん覚えられる訳ねえだろ!(笑)(笑)(笑)。(私がガラケーに打ち込むのを)取りこぼしてる(邪叫した)のがいっぱいあるよ(爆笑)。今日から毎日、これやるんだろう?(ニチャア)。俺たちに逆らったらどう成るのか思い知らせてやる!(笑)(笑)(笑)」などとさえずってスーパー超絶嘲りはしゃいだ。

そういえば、今日の帰庵途中で通過した※※※ショップN地区店では、店頭に設置してあったスピーカーから私が通過する瞬間に若女声で「Cu sai!!!(大爆笑)」と叫んでから商品の説明アナウンスが始まりましたね。

それから、※※橋を渡る前に、建物の入口を塞ぐように立って私が来るのを待ち構えて居た中年の男女2人組の男の方が「(付きまとっている奴等が)みんな、あいつ(私のこと)が(邪叫を)叫ばれたらいちいち立ち止まって(ガラケーに日記の下書きを)書いてるから動揺してる!(笑)」などとさえずって情報提供をしてくれました。

追伸。今日の帰庵する途中に※※幼稚園の園庭で遊んで居た園児たちに向かって保母さん(若女)が「これから『Cu sai』って言おうよ!(ニヤニヤ)。Cu saaaai!!!(大声)(笑)(笑)(笑)」などと叫んで園児たちに呼び掛けましたが、園児たちは誰も邪叫をしませんでした。

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